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【yab山口朝日放送】特集:アピアランスケア
アピアランスについてテレビニュースで放送されました。
ポポメリーはがんに向き合う山口の団体です。
2月1日、2月2日、2月9日と3日間、ポポメリーに関わるプロボノワーカーに焦点を当てたテレビ撮影をしていただきました。プロボノワーカーの献身的な取り組みにより、ポポメリーは支えられています。この度の取材は、プロボノワーカーが関わったアピアランス(=外見)ケアに焦点が当てられました。がんだけに関わらず外見の変化は生活や精神的にも影響が出てきます。
夕方18時15分からのJチャンやまぐち(特集)放送日の2月19日、26日に、地域の中で活動するヘアドネーション動画制作で繋がったプロボノワーカー集団の「輝ら女」様、ウィッグを購入使用されている方に寄り添われる女性専用美容室「Froom」様、ウィッグの寄付活動に取り組まれている「美容師」様、広島県の浜中医師が設立した「のぞみの会」をご紹介ができましたことを大変嬉しく思っています。
放送内では、社会課題解決にむけて一石を投じることに、リポーターさん自らが2月19日に話されたことは、がんを知らない世代やがんに向き合う方に、情報という形で届けられたと思います。
もっとがんになる前から知りたかったアピアランスケアでもあり、これが身近にあるとわかっていると、がんという病気に対して、治療に対して、仕事に対して、社会の中にある自分に対して向き合うことができます。
がんに限らず病気になると、多くの情報が欲しいと思います。貴方の情報源は何ですか?がんの宣告を受けて気が動転しているとき、誰の話を聞いてみたいですか?もしも病院からの情報源でも満ち足りないなら、何から情報を得ようとしますか?その情報の正しさはどこにありますか?寄り添う方が発信され、情報が届くことは嬉しいことです。
がんになると怖いという知らない怖さから、教育現場でもしっかりとがん教育として、命の大切さとして、向き合うことの大切さを伝えています。今の子供達が早くから「がん」について、「いのち」について向き合うことで、これからの社会がよくなることを願っています。
2人に1人ががんになるなら、もっとがんについて、病気について、コロナ禍の今こそ、がんについて語り合うことで、「大切ないのち」に向き合えるといいですね。がん教育を受ける世代が、これからの高齢化日本を支える世代になるので、介護や老いるということも含め考えられる、より良い社会を作っていただきたいと思います。
また、ニュース画像には、域外プロボノ推進事業で会議した様子が映し出してありました。域外つまり、県外の方も共に考えていただき、私たちポポメリーでできる可能性を話し合い支援を頂きました。こちらの事業は山口県の事業で、2月20日に成果発表いたしました。この事業の成果としては、テレビの放送もあったことから、ヘアドネーションに関する問い合わせや、ウィッグに関する問い合わせが入ってくるようになりました。
ニュース内では、山口県がウィッグ購入額の2分の1の助成金が申請により受け取ることが可能であることにも触れていただきました。(※助成金額の上限金額は3万円となっています。)
数年前までは、高額なウィッグを購入しても助成金対象ではなかったため、これは大きな配信でした。がん闘病中で購入を躊躇されている方に届けられる情報です。
ポポメリーがこれからしていけることは、がん患者のみならず、がんに向き合う方へ、ピアとして届けられることをしていきます。アピアランスケアでは、県内プロボノと共に届けられるものを考えていきます。
ポポメリーは今、プロボノワーカーの方、ボランティア活動を共にしてくださる方と共に、ヘアドネーションに関する事や、ウィッグの寄付について考えています。活動に対するお問い合わせやコメントもお受けいたします。