2020年春
ポポメリーは
がんに向き合う団体として
山口県で生まれました。
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ごあいさつ
ポポメリー代表の藤本育栄です。
私は島根県で生まれ山口県で育ちました。
20歳で看護師になり、39歳で乳がんを経験。
がんをきっかけに仕事を辞め1年間の休職。
話せる場(SNS)で出会った仲間からの応援をもらい過ごした日々。
なぜ看護師の私ががんであることを周りに言えなかったのか。
それは、がんになったことで私はがんの事をちっともわかっていない…知らないと思ったから…看護師としての向き合ったがんと、自分事として向き合うがん…同じがんでも自分事になれば想像を超えて表現できないから。
がんになれば、死という言葉にも向き合います。
とても辛く大変なこと、それが日常駆け巡る頭の中、そんな思いをしていくことに、看護師として気が付かなかったことに恥ずかしさと、周りに言えない辛さや自分への怒りが同時にありました。
悶々と過ごした1年後、自分の中に起きた変化は、もっとがんについて寄り添って知らないといけないと思うようになり、医療現場でがんに向き合うことを心に決めたことです。
そこで看護師として再就職したものの、看護師として仕事をする中、がん罹患者であることの悩みを打ち明けられる場面があまりありませんでした。
ある日、日常の困ったの相談をしている小さなコミュニティー、仲間が仲間と支えあっている光景が目に入りました。
がん経験者の方が、とても微笑んで話される何気ないやり取りを聞いて、とてもいいなと思わず一人の方に私も同じ病気なのと言いました。
実に8年以上たっての看護師職を忘れたカミングアウト…今でも覚えています。
その時、彼女は私に言いました「藤本さん、看護師としての言葉より同じ経験者の言葉が何倍も患者にとって必要」と衝撃的に教わりました。
がん経験看護師の役割を医療現場で果たせなかった。
この経験から、がんになった私が出来ることは何か問いかけて、(看護師である)ぴあナースとして(患者である)がん経験者としての両方のことがわかる、両方のことを知っているからできることを医療と家庭の間でしていこうと自分の歩む道が決まりました。
そして、2020年春「ポポメリー」が生まれました。
ここから始まる発信を今後の地域活性に繋げていきます。
「伝えたい私の気持ちおしゃべりしましょ笑顔が一番」
代表 藤本 育栄
ポポメリーが目指していること
がんの罹患者及び関心のある人に対し、相談・支援・情報共有・交流に関するサポートをしていきます。
突然がん宣告をされたときに誰もが抱く不安な気持ちを語れる場を提供します。
治療に向けた心の整理や、がんとの向き合い方のヒントとなるように傾聴します。
同じような体験をした人がピア(=仲間)として、気持ちの上で悩んだことや体験したことなどを共有して一緒に考えていきます。
ありのままの気持ちで話せて情報交換ができる場となり、がん罹患者が自分らしさをみつけて自然と笑顔になれるような活動です。
検診や予防の普及活動を行い、正しい知識と理解を広げ、共に向き合い、共に学び、共に考え、寄り添うことで、「がんになっても前向きに自分らしく生きられる社会」を目指します。
ポポメリーの名前の由来
「ポポメリー」の ポポは、たんぽぽのポポ。
たんぽぽは 小さい子に聞いても年配の方に聞いても名前を知っていて誰もが一度は実際に見たり触ったりしたことあるお花。
たんぽぽって毎年ひっそり身近な場所で咲いていて尚且つしっかり根付いて、そして種になって風にのって飛んでゆける。
またその種は成長して違う土地で育つ。
ふわふわしているようでしっかりいのちを繋げて心を和ませてくれる。
ポポメリーはそのたんぽぽのポポとメリー(訳=素敵な笑顔)から生まれました。
シンボルキャラクターの愛称は「ポポ」です。
名前はポポメリー。
好きなたんぽぽの花を持つ妖精。
住んでいる所は興味を持ってくれたあなたの心の中。
2020年4月1日エイプリルフールつまり人を傷つけない日に誕生。
花びらの意味は(自分自身)(大切なあなたの周りの人)(家族)(応援してくれる人)(子供たち)、支える茎がポポメリー。
愛称のポポと呼んで一緒に育ててね。
ポポメリーの3つの活動
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相談支援
ポポメリーでは交流や相談が気軽にできるように定期的な座談会の開催をしています。
Zoomを使ったオンライン座談会と、山口会場でのリアル座談会の2種類を設けており、どちらにもご参加頂けます。
また、手軽に簡単負担なく相談出来るようにSNSを活用し、個別相談もしています。
一人一人の相談に耳を傾けるようにしています。 -
啓発活動
がんについて予防できることを知っておくことは大切です。
情報を持つこと、情報にたどり着くことはがんに向き合う人が迷わないようにするためです。
がんについて共に学べるように啓発活動もしていきます。
がんを知ることはいのちを大切にすること…がん教育にも力を注ぎます。 -
ピアサポート
ポポメリーではがんとの関わりからご自身の経験をもとに、いろんな立場からのサポートを行っています。
同じ経験をした仲間と繋がる場ができたらいいな…そこに心地よいサポートができていたら最高です。
がんピアサポートを学びながらご参加いただけますのでぜひ体験してください。
ポポメリーの役員紹介
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おっちょこちょいのにくさん
ポポメリーで活動してみて
ポポメリーの必要性について、自分の体験から必要と感じています。実際に活動が始まり、原動力になっているのは自分の経験したことを聞いてみたいと待っている人がいること。ここで活動する意味について教えてもらえます。共に笑顔になり一緒に歩いていきたいな。
好きなこと
絵を描くことと創作手芸が好き。割と面倒くさそうな地味な作業が好きかもしれない。
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年長者のみえこさん
ポポメリーで活動してみて
若い仲間との活動は楽しいです。地元で10年前患者会を開設し、色んな壁に当たりながらやってきた事をこれからのポポメリーにお役に立てたらと思い、活動に参加しています。
好きなこと
国内外、旅行に行くのが好きです。
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几帳面なみきさん
ポポメリーで活動してみて
あらためて感じたのは、やはり人との繋がりの大切さです。人と繋がるほど、情報、言葉、共感など得るものが多く、そして、自分を応援してくれる人は1人でも多い方が心強いってことです!私も誰かの応援者でいたくて、ここにいます。几帳面な?ピュアサポーターです。
好きなこと
歌うこと、山歩き、バルーンをひねることなので、いつか楽しいイベント企画したいです。
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頼りになるよしこ姉さん
ポポメリーで活動してみて
ポポメリーの門を叩いてくださった方に「ここに来てよかった」って言ってもらえると、とっても嬉しいです。悩みや不安が軽くなって笑顔で生きられる方が一人でも増えたらいいな、と願いつつ活動に参加しています。
好きなこと
好きな作品は、原作もドラマも漫画も全て制覇したくなります。でも、冷めやすいかも
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しっかり者のまぁるさん
ポポメリーで活動してみて
正しい情報を受け取ったり、漠然とした不安でも話せる場があることで、自分の余命を数える生活だったのが、今では次に何をしようかワクワクが持てるようになりました。仲間と出会えたことが力になったと感じています。
好きなこと
家庭菜園。牛乳パックコンポストで土づくりを始めました。苺がいっぱいできるといいな。
ポポメリーの連絡先
- 団体名
- ポポメリー
- 代表者名
- 藤本 育栄
- 連絡先
- 090-4808-8081(藤本)
- メール
- popomerrypopo@gmail.com
ポポメリーのSDGsへ
の取り組み
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保健
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教育
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都市
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平和
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パートナーシップ
(協働)
SDGsとは持続可能な開発目標(SDGs)2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
ポポメリーのSDGs宣言は目標は3.4.11.16.17の5つを目指しています。
すべての人々が健やかに生活ができ、がんについて学ぶ機会が与えられ、地域格差が起こることのない平和な社会づくりに向けて連携体制をとり、持続可能なことに取り組みます。
17の目標すべてにあてはまりそうですが、10年先を見据えて今からしっかりと取り組むことができるように目標を5つにしぼって前向きに一歩一歩進められることを願っています。
ひとりでは出来ないことも自分ごととして一緒に勉強しながら進みます。
よくある質問
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Q.ポポメリーはどんな活動をするのですか?
A.がんに向き合う山口の団体です。がんに関心のある方に来ていただいています。
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Q.ポポメリーってどんな意味がありますか?
A.身近なお花たんぽぽのポポとメリー素敵な笑顔が集まるように名づけた造語です。キャラクターの名前です。
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Q.活動に参加すると何かいいことはありますか?
A.社会貢献事業の一環になります。活動に参加することはどなたでも可能です。